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Webページ作成補助ツール
Flexible Renamer

(2015年06月24日)

 Webページ作成に便利なフリーのWebページ作成補助ツール「Flexible Renamer」を紹介します。「Flexible Renamer」は複数個のファイル名を一括して変換するソフトです。複数個のファイルのファイル名を「文字列(日時)+連番」にしたり、デジカメ写真のファイル拡張子の半角大文字「JPG」を、一括して半角小文字「jpg」に変換します。

<Flexible Renamerの画面>
 写真などの画像ファイルの数が少ないときは、ファイル名付与基準に従って手動でファイル名を書き換えてもいいでしょう。ただ、10個を超えるとちょっと大変です。こんなときは「Flexible Renamer」を使うと便利です。
 その基本画面は下図のように、3つのペインで構成されています。左ペインはファイル名を変換したいフォルダを探して指定するところです。普通のフォルダ操作と同じく、フォルダの位置を上下にたどって探します。中ペインはファイル名付与基準に従うように操作するところです。右ペインは変換前後のファイル名を確認するところです。


<リネーム操作の実際>
 上図は 私のパソコンにある5個の写真を、Flexible Renamerを使ってリネームする過程を示しています。以下にリネームの実際の手順を記します。
  1. リネームの操作に先立ち、原画像のファイル名の頭に「1- 」「2- 」・・・などの番号を付けておきます。画像に連番を付けるときは、前以て連番順序を決めておくことが大切です。
  2. 操作はまず、左ペインでリネームしたいファイルが保存されているフォルダを、一般のフォルダ操作と同じようにして選択します。
  3. 中ペインで「連番や文字列の追加」~「文字列(日時)+連番」を選択して、例えば「開始番号」を1、「桁数」を2、「追加文字列」を s150101 などとします。
  4. 右ペインでは「新しい名前」の内容が連番でリネームされて表示されます。(この時点では、未だリネームは確定していません)
  5. リネーム」ボタンをクリックするとリネームが確定します。「元に戻す」ボタンでリネームをやり直すこともできます。「リネーム」の操作では、元画像のファイル名がそのまま変換されてしまうので、元画像のファイルは前以て別フォルダに保存しておくと安心です。

◇「JPG」→「jpg」の変換
 デジカメ写真のファイルの拡張子は、何故か一般に「JPG」のように大文字で保存されます。必要なら、ついでに「JPG」→「jpg」に変換することもできます。
 改めて、中ペインで次の操作をします。右図のように「拡張子の変更」~「拡張子を小文字」を選択して、「リネーム」ボタンをクリックするだけです。
 参考ですが「縮小専用」では、自動的にこの変換がなされます。

<Flexible Renamerが フリ-ズしたとき>
 私はダウンロードして解凍(展開)した Flexible Renamer を、「PC」~「ダウンロード」~「FlexRena84」に保存しています。個人によって保存場所が異なっていても構いません。この「FlexRena84」には実行ファイル「Flexible Renamer.exe」や、初期設定ファイル「Flexible Renamer.ini」など多くのファイルがあります。
 Flexible Renamer は「前回参照したフォルダが存在しない」と、何故か固まって(フリーズ)しまうことがあります。そんなときは速やかに Flexible Renamerを閉じてください。そして次の操作をしてください。
・Flexible Renamer の保存フォルダ「FlexRena84」を開きます。
・上から10番目ぐらいにある「Flexible Renamer.ini」をダブルクリックして開きます。
・上から10番目ぐらいにある「CurrentFolder=C:\・・・・・・」の項目で、¥記号以降を削除して「CurrentFolder=C:\」とし、最後に「上書き保存」します。これでフリーズは溶けます。


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