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デスクトップのウィンドウの扱い

(2022年06月01日)

 私はPCのデスクトップのアイコンは常に整理し、その数も30個ほどにとどめています。データファイルもフォルダを作って分類し、欲しいファイルがすぐ見つかるように心がけています。このアイコン(一般にはショートカット)をダブルクリックするだけで、PCのアプリ(アプリケーションソフト=プログラム)を働かせたり、データファイルを開いたりすることができます。
 私は「PCを学ぶにはまずデスクトップの整理から」と思っています。こんな整理されたデスクトップの上なら、多くのウィンドウが並んでいてもその扱いはスムーズです。

<復習:PCが働くとは>
 右図はコンピュータ(PC)の構成図ですが、誕生以来その仕組みは変わっていません。PCが働くとはCPUとメモリとの間のプログラムとのやり取りです。ストレージ は基本ソフト(Windows10)と、個々のアプリやデータを保存しておく場所です。CPUがアプリやデータファイルを働かせるときのみ、これらをメモリに取り込みます。メモリはCPUの唯一の仕事場です。
 もう少し具体的にいうと、PCを起動するということは ストレージにある基本ソフWindows10の必用部分をメモリにコピーすることです。Word・Excel・ブラウザ・画像処理などのアプリを起動するということも、ストレージにあるプログラムをメモリにコピーすることを意味します。
 逆に、PCをシャットダウンするとは、メモリにあるすべてのプログラムとデータを削除することです。メモリに使われるRAMは、その特徴として電源OFFですべての情報を消失してしまいます。一方、ストレージに使われるHDDSSDは、電源OFFでも情報は記憶したまま残ります。
 今後はPCの操作の度に、常にその操作とPCの各部の働きの関係を頭に描く習慣をつけてください。そうすることによって、PCというブラックボックスの中身が見える気がしてきます。PCの操作が楽しくなってきます。

<アイコンからアプリを起動する>
 アイコンをダブルクリックするとそのアイコンの元になるアプリ(プログラム)が起動します。私の場合でいえば、右図左端のアイコンをダブルクリックすると、ブラウザMicrosoft Edgeが起動しYahoo!画面を表示します。中央のアイコンをダブルクリックするとWordアプリが起動するので、「白紙の文書」から新しく文書の作成を始めます。右端のアイコンは既成のWord文書で、ダブルクリックするとWordアプリが起動して同時に既成文書も開きます。
 上記の場合は起動するアプリは一つで前以て分かっていますが、写真や動画をダブルクリックして開く場合はどうでしょうか。ややこしいのは写真や動画を開くアプリは、PC購入時にそれぞれ2~3種類はインストールされています。Windows10ではこのうち写真は「フォト」、動画は「映画&テレビ」というアプリが働くように既定されています。ただ、こんなアプリの名前には頓着しない人も多いようですが、アプリの名前や作成した会社名を確認する習慣をつけるようにしてください。
 例えば、PCで写真は見るだけでなく、邪魔な背景を取り除くトリミングなどをしたいときがあります。こんな操作では、必ず特定のアプリ(画像処理ソフト)を開きたいものです。その写真を画像処理するときに、もっといいアプリがあるかもしれません。
 私は写真をダブルクリックして開くときは、「JTrim」になるように設定(拡張子の関連付け)しています。ただ、JTrim 以外のアプリを使いたいときがあります。下図は写真(〇印など)を右クリックして「プログラムから開く」にマウスを置くと、PCにある画像を扱うアプリがワンサと出てきます。ここで「フォト」などを選択することができます。


<デスクトップのウィンドウの 拡大・縮小・移動>
 PCではデスクトップのアイコンをダブルクリックして現れる画面を「ウィンドウ」といいます。デスクトップにいくつも窓(ウィンドウ)が開いているように見えることからこう呼びます。例えば、下図ではYahooページを開いたブラウザ(左側手前)と、文書を作成するWord(右側奥)の2つのウィンドウが表示されています。このウィンドウはいくつでも開く(マルチタスクといいます)ことができますが、操作中のウィンドウ(アクティブウィンドウといいます)は常に1つで、デスクトップの最手前に表示されます。
 さて、下図でYahooページのウィンドウ(左側手前)で、拡大・縮小・移動の操作をしてみましょう。このウィンドウの右端(または左端)にマウスを移動したときに、その形状が赤枠の左右矢印の変わることを確認してください。マウスを上端(または下端)に移動すれば上下矢印 に、4隅に移動すれば斜め矢印 になります。この状態でマウスをドラッグすれば、ウィンドウの大きさを拡大・縮小することができます。
 さらに、ウィンドウの上端5㎜ほどの左右中央ぐらいのところをクリックしてマウスを動かすと 、上下左右の任意の場所に移動することができます。ここで、下図右のWord文書をクリックすれば、このウィンドウが手前に表示されてアクティブウィンドウになり、同じように拡大・縮小・移動をすることができます。

 上図タスクバー左方の2つの赤枠を見てください。アプリ(プログラム)が開くと、図のようにアプリ名と下線が表示されることに注目してください。また、上図タスクバー右端の赤枠については、後に<デスクトップの表示と非表示>で説明します。

<ウィンドウの最小化・最大化・閉じる>
 上図2つのウィンドウの右上端に、右図上のような3つのボタンがあることを確認してください。左から最小化・最大化・閉じるボタンと呼びます。「最小化」ボタンをクリックするとウィンドウがタスクバーに隠れますが、このアイコンをクリックすると元のサイズに戻ります。
 「最大化」ボタンをクリックするとウィンドウがデスクトップ全体に広がり、ボタンは右図下のように「元に戻す」(2重の四角)ボタンに変わります。「閉じる」ボタンをクリックするとウィンドウが閉じます。保存していないデータファイルがあるときは、保存を確認するメッセージが表示されます。

<画面のスナップ機能>
 Windowsはその名の通り、1つのディプレイ上に同時にいくつものウィンドウ画面を開いて作業ができます。ただ、ウィンドウの端をドラッグして「丁度よい大きさ」にするのは、意外と面倒な作業です。この項では「スナップ機能」という画面操作について触れます。まず、目的のウィンドウの上端5㎜ほどの左右中央ぐらいのところをクリックして上方にドラッグし、マウスのカーソルがディスプレイの上端に触れるとウィンドウは全画面表示になります。
 また、下図はウィンドウが3つあるときの操作の例です。目的のウィンドウを左(右)にドラッグし、マウスのカーソルがディスプレイの端に触れると、ウィンドウは左(右)にディスプレイの1/2の大きさで表示(ウィンドウ 1)されます。そのときウィンドウが2つ以上あるときは、残ったウィンドウは小さく表示(ウィンドウ 2・3)されます。この小さいウィンドウのいずれかをクリックすると、1/2のウィンドウが2つ並ぶことになります。
 1/2のウィンドウが2つ並んだ状態では、双方を比べながら操作するときに便利かもしれません。ウィンドウ画面が最大になったり 1/2の画面になったときは、各ウィンドウの上端をクリックして、マウスをデスクトップ上端から離すようにして任意の場所に動かすことができます。


<デスクトップの表示と非表示>
 前々項のディスプレイの表示を見てください。ウィンドウが2つ開かれており、アイコンの一部がウィンドウに隠れています。このとき隠れているデスクトップのアイコンを操作したい場合は、Yahooページのウィンドウ(左側手前)を最小化すれば可能です。
 ただ、ウィンドウが4つも5つもある場合はどうしますか。ウィンドウを1つずつ最小化するのは面倒です。こんなときデスクトップにあるアイコンすべてを、一回の操作で最小化する方法があります。そのうち3つ示しましょう。
◆ 右図は前々項のディスプレイの画面で、タスクバーの右端部分を拡大表示したものです。右図の右端にある縦の細い白線をクリックすると、開いているウィンドウをすべて最小化して、デスクトップのアイコンすべてが表示されます。もう一度同じ操作をすると元のウィンドウ表示に戻ります。白線部分が狭く扱いにくいのが悩ましい。
◆ キーボードの左下方に右図のような、スタートボタンと同じ形状のキー(Windowsキーといいます)があります。「Windowsキー+Dキー」で、開いているウィンドウをすべて最小化します。もう一度同じ操作をすると元のウィンドウを表示に戻ります。
◆ タスクバーを右クリック ~「デスクトップを表示」をクリックします。戻るには同じく右クリック~「開いているウィンドウを表示」をクリックします。


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