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ドラッグ&ドロップ

 (2005年11月19日)

 「ドラッグ&ドロップ」は、余りにもポピュラーなマウス操作法の一つですが、先回のエントリーで述べた、「コピー&ペースト」と関連して、その意味と利用法をまとめておきます。
 その操作は選択した部分をマウスでポイントして、マウスを押したままの状態で移動(ドラッグ)させ、別の場所でマウスのボタンを離す(ドロップ)ことで、ここから「ドラッグ&ドロップ」の呼称があります。

 「コピー&ペースト」あるいは「カット&ペースト」は、クリップボードを経由してデータをコピーあるいは移動しますが、「ドラッグ&ドロップ」はクリップボードを経由せず、データを直接コピーあるいは移動します。
 そして、「コピー&ペースト」あるいは「カット&ペースト」が、2段階の操作(コピーやカットする場所とペーストする場所が離れていても可)になるのに対し、「ドラッグ&ドロップ」はこれを1回の操作(一般に同じ表示画面でのみ可)で行えるため、作業効率がよいのが特徴です。

 具体的には、コピー元あるいは移動元の選択範囲の中をマウスでポイントし、マウスポインタが「白抜き矢印」に変わってからドラッグを始めます。
 ・データをコピーする
  範囲を選択 ~ 「Ctrl 」+ ドラッグ&ドロップ
  (コピーのとき、マウスポインタに+記号が付くことに注目する)
 ・データを移動する
  範囲を選択 ~ そのまま ドラッグ&ドロップ

 「ドラッグ&ドロップ」が便利なもう1つの典型的な例は、ファイルのコピーあるいは移動です。ファイルを簡単に任意の場所(任意のフォルダ)にコピーあるいは移動することができます。
 ファイルは補助記憶装置(フロッピーディスク、ハードディスク、CD、DVD、USBメモリなど)に記憶されていますが、そのドライブ(駆動装置)内と、異なるドライブ間では操作方法が異なることに注意してください。

 以下は、ファイルを選択した後の基本操作手順です。
 ・ファイルをコピーする (マウスに+記号 が付きます)
  同じドライブ内 : 「Ctrl 」+ ドラッグ&ドロップ
  異なるドライブ間: そのまま ドラッグ&ドロップ
 ・ファイルを移動する
  同じドライブ内 : そのまま ドラッグ&ドロップ
  異なるドライブ間: 「Shift 」+ ドラッグ&ドロップ

 ついでですが、ファイルを削除するには、「ごみ箱」に ドラッグ&ドロップします。または、ファイルを選択して「Delete」キーを押します。 



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